中華DAC(Ustars Audio R38h)から出力される音にノイズが乗るので対策する。

原因の切り分け

発生状況は以下のとおり

  1. ブラウザ経由でアクセス(Volumio)したとき
  2. 選曲直後
  3. 設定変更時

いずれも数秒で収まるものの、アイドル状態や曲の無音箇所では発生しない。高負荷が原因であれば、選曲直後の数秒だけでなく、再生中はずっと発生するだろう。というわけで、高負荷が直接の原因ではない。

通信が発生したタイミングというのはどうだろうか。

発生するタイミングはどれもRaspberryPi本体への通信が発生している。

  1. ブラウザ経由でアクセス(Volumio)したとき → 端末からRaspberryPiへ通信
  2. 選曲直後 → 端末からRaspberryPi, RaspberryPiからNASへ通信
  3. 設定変更時 → 端末からRaspberryPiへ通信

ということで、Wi-Fi通信が原因で確定。

対策

Wi-Fiモジュールの送信出力を抑えると、ノイズが発生しなくなる。

$sudo iwconfig wlan0 txpower 5

再起動で設定は消えてしまうので、RaspberryPi起動時にコマンドを自動実行させるようにした。

$sudo nano /etc/rc.local
--略--
# txpower設定追記
iwconfig wlan0 txpower 5 
--略--

これでノイズに邪魔されず、快適に音楽を楽しめる。